青森県の起業支援に学び、品川区でも挑戦を後押しする仕組みを

青森県では、県内の起業支援拠点を活用した起業者数が2025年度も200人を超え、4年連続で同水準を維持しています。

また、移住者向けの「あおもりUIJターン創業枠」では、最大200万円、対象経費の2分の1以内を補助する制度も設けられています。人口減少への対応と、地域課題を解決する起業の促進を一体的に進めている点は、品川区にとっても参考になります。

品川区でも「品川区創業支援事業補助金」として、最大100万円、対象経費の2分の1以内を補助する制度があります。交通利便性、人口集積、企業・商店街・地域団体との距離の近さは、品川区ならではの大きな強みです。

一方で、品川区には都市部ならではの地域課題もあります。

高齢化に伴う介護・福祉ニーズ、子育て支援、地域コミュニティの希薄化、空き店舗の活用、商店街の担い手不足など、民間のアイデアや新しい担い手の力を活かせる分野は少なくありません。

だからこそ、品川区の創業支援は、単に「起業する人を増やす」だけでなく、地域課題を解決する起業を重点的に後押しする仕組みへと発展させていくべきだと考えます。

たとえば、介護・福祉、子育て、地域交通、商店街活性化、空き店舗活用など、区民生活に直結する分野で創業する方への伴走支援や補助制度の充実が考えられます。

また、品川区産業振興センターを中心に、創業希望者、地域事業者、福祉・介護関係者、商店街、町会・自治会などをつなぐ仕組みを強化することで、地域に根ざしたビジネスを生み出しやすくなります。

地方と都市部では課題は異なりますが、共通して大切なのは「挑戦する人を応援する仕組み」です。

品川区から、地域課題を解決する新しい事業をもっと生み出していきたい。

起業や創業でお悩みの方、また地域課題をビジネスで解決したいと考えている方は、ぜひお声を聞かせてください。

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/2260323

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