🏛 品川区政情報
【アピアランスケア支援事業】がん治療のウィッグ・胸部補正具助成を拡充
品川区は令和8年4月1日以降の購入分から、がん等の治療による脱毛や乳房切除等を行った方に対するウィッグや胸部補正具等の購入・レンタル費用助成「アピアランスケア支援事業」を拡充しました。助成上限は最大10万円で、対象品目はウィッグ(かつら)、帽子、ネット、胸部補正具、人工乳房など複数を組み合わせて申請可能です。個数上限はなく、生涯で最大2回まで助成を受けられる仕組みへと改められ、他自治体で1回利用した方でも品川区で追加で申請できる柔軟な制度設計となっています。申請者本人が手続きし、未成年や被成年後見人の場合は法定代理人が代理申請できます。
品川区では令和7年度までと比べて対象者と助成金額の枠を拡充し、がん患者の治療と社会生活の両立を支援する体制を強化しました。治療に伴う外見の変化は、当事者にとって就労や対人関係、精神面に大きな影響を及ぼすため、経済的な負担軽減は生活の質の維持に直結します。区内の医療機関やがん相談窓口では申請書類の案内も進められており、区民はチラシや医師の意見書を添えて申請できます。高額なウィッグや補正具の購入をためらっていた方々にとって、今回の拡充は大きな後押しとなります。
がん治療と向き合う区民の皆さまの「見た目の悩み」に行政が寄り添う姿勢は非常に重要です。当事者目線を大切にする立場から、この拡充は率直に歓迎します。一方で、助成上限10万円では高品質な医療用ウィッグは賄いきれないケースもあり、助成率や上限額のさらなる引き上げ、小児がん患者への特別枠の創設なども検討すべき課題です。誰もが治療に専念しながら自分らしく暮らせる品川区の実現に向けて、当事者の声を聴き、さらなる制度拡充を区議会で求めてまいります。